新しい八戸駅と中心街屋台村に受動喫煙防止対策を要請
  • 下記のような経緯で八戸駅の「法が施行されれば違法になることが確定している」喫煙所の撤去について、2003年5月の健康増進法施行に先立つ2002年10月(新幹線開業前)より要請してきたところではありますが、新しい駅がオープンして1年半以上経過した2004年4月になって、問題の駅コンコースにおける喫煙所は撤去されました(画像未掲載)。しかし、首都圏やJR西日本などでは全て撤廃されたにも関わらず、新幹線を含めて駅のホームにおける喫煙所は依然として存在し続けており、受動喫煙を防止できていない「違法状態」には変わりありませんので、全て撤去されるまで引き続き告発行動は続けていきたいと思います。

 2002年7月1日に在来線部分がオープンした新しい八戸駅は、このページの写真でわかるように受動喫煙の被害から利用者が守られていないことが明らかなため、八戸駅長に会って改善を要請することになりました。同時に、中心街に建設が進められている屋台村に対して、敷地内禁煙を要請することにしました。(2002.10.02発送)
 交渉結果については、後日あらためてここに報告します。

 10月9日、駅長ではなくJR八戸駅岡田副駅長と面会、要請書を提出して説明し趣旨は理解していただいたようだが、11月7日現在、書いてある日本語の意味をよく理解することのできないメール(→全文)がJR東日本から来ただけで、八戸駅からは正式な返答はない。こちらとしては礼を尽くして直接会いに行って頭を下げたのだが、JR東日本は顧客からの申し入れに対する対応が出来ていないようだ。健康増進法の施行後も同様の状態が続くようであれば、ホームページ上での告発を検討したい

 一方、屋台村には10月16日に役員4名と面会し説明し、屋台村通路部分は禁煙としていただけることになったが、各店舗はオーナーの判断に任されることになってしまった。そのため、11月6日に開催された屋台村の研修会において全員にプレゼンテーションを行い、禁煙にしてもらえるよう訴えた。その場では返答はなく、19日の開業時に答えが出る。
 →2店だけ禁煙になったという伝聞情報だが、正式には不明のままである。

1.jpg オープンして間もない新しい八戸駅舎を見学してみた(7月中旬撮影)。駅舎内は、自由通路、待合室、みどりの窓口、そば処「はやて」も含めて全て禁煙になっており、禁煙マークも目につくところに貼ってあり好感が持てたのですが、、改札口から一歩中に入ると、2・3番線におりていく階段の上にデカデカと「喫煙所」の表示があり、周囲との間仕切りもない。
2.jpg <カタログより引用>
カウンター型喫煙対策機「エア-メイト AS172S」
■フラット型吸い込みグリルの採用で天板スッキリ
■ オフィスによく似合う落ち着いたボディーカラー
■最大処理風量17立方メートル/分
■アーチ型吸引部でたばこの煙を手元で強力吸引
■人感センサーで自動ON/OFF
 消し忘れなしの省エネ設計
■室内の空気のよごれがわかるデジタル表示機能
 標準価格・・・590,000円〜639,000(税別)
3.jpg RICOH AIR MATE AS172S
ホームページから上記の情報を入手。
空気清浄機は分煙の方法としては不適切なことは厚労省の報告にも明記されており、撤去して喫煙所の表示をはずしてもらわないといけない。そして、まだオープンしていない新幹線駅舎の方にもきちんした対策がとられるよう申し入れをしないと…。
4.jpg そこにタイミング良く(?)タバコを吸い始めた利用客が…。こちらが撮影していたのが気になるようで、素知らぬ顔をて通り過ぎてから振り向きざまに1枚だけ撮影(プライバシーに配慮してモザイクをかけてあります)。
5.jpg 在来線のホーム中央には堂々と灰皿があり、その側を通り過ぎたり周囲で列車待ちをしていると受動喫煙を避けることはできない。

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