● 黒石よされの由来(パンフレットより引用)

 起源は、山岳宗教が盛んであった500年から600年前で,盆踊りの時の男女の恋の掛け合い唄であったといわれています.
 黒石の盆踊りが盛んになったのは天明の頃(約200年前)境形右衛門という家老がいて,附近の農村から城下町に人を集める商工振興対策として力を入れてからだという.そして幕末のころ黒石の盆踊りは『分銅組若者日記』によると,『つづみ・太鼓・三味線その数を知らず』とあり,その盛況さがうかがわれます.
 現在黒石よされは,市街地を中心に,3千人余りの踊り子たちが,流し踊り,乱舞などを繰り広げます.

● 組踊りとは

 黒石よされには,「流し踊り」「廻り踊り」「組踊り」の3つがあるとされているが,組踊りについては定かな説明がなく見てもいないのでよく理解できていない.
 黒石市の発行している観光パンフレットによると,組踊りの記事は次の通り.「各町内に舞台がつくられ,近郷近在から集まってくる踊り組(20〜30人)が三味線,太鼓,唄も賑やかに津軽民謡手踊りを披露する.近年では創作の踊りも加わり,以前にも増して熱気ある祭りになっている.」どうもよくわからん.
 今年の黒石よされのパンフレットによると,8月15〜17日の日中に,黒石市民文化会館にて組踊り大賞[予選][本選][表彰式]が行われ,また,15・16の両日は市内数カ所で「組踊り辻舞台」が開かれている.要するに踊り組による,見る踊りと考えて良いようだ.