2005年賀状

 多くの方々のお陰様を持ちまして、本年も恙なく新年を迎えることができました。心からの感謝を申し上げますと共に、日頃のご無沙汰と失礼の数々をお詫び申し上げます。

 昨年(2004年)は、青森県タバコ問題懇談会の再結成と記念シンポジウムの開催(8月 青森市)、東北北海道小児科医会開催(11月 八戸市)などの準備運営に携わり、八戸市内外の中学校5校で禁煙教育や性教育の講演を行い、年末には保健所や地元FM局でも禁煙の話をさせていただくなど、診療室の外に出ての活動が多くなった1年でしたが、最後には息切れしてペースダウンしてしまいました。新年を機に再調整して出直しを計りたいと思っています。

 個人的には、一昨年(2003年)夏に十和田湖ウォーク1周50kmを完歩したのをきっかけにして、ウォーキングと軽いジョギング、家族で近くの山に登るなどして、年齢に伴う体力低下をくい止めようと努力したおかげで、学生時代の体重に戻ってしまいました(…痩せて貧相になったので、どこか具合が悪いのかと心配されることがありますが、元気です)。肩こりと若干白髪が目立ち始めてはおりますが、厄年も無事通り過ぎ、大病もせず毎日の診療に勤しんでおります。今年は、十和田湖ウォーク3年連続完歩に加えて、春のうみねこマラソンと秋の弘前・白神アップルマラソンで少し長い距離にも挑戦できればと考えていますが、どうなることやら。

 子どもたちも大きくなり、勉強や部活、遊びや習い事などに忙しい日々を送っておりますが、今年はそれぞれ節目の年となるはずで、それなりに自覚を持って新年を迎えているようです。

 いま、子どもや女性、そして大人からも「失われた身体性を取り戻す」ことが、子どもや社会の問題に対する答えの中心として取り上げられており、私も数年前から関心を寄せておりました。まずは自分自身、そして家族での取り組みから始めていきたいと考えています。

 本年も、公私共々、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

2005年1月

くば小児科クリニック 久芳康朗