赤ちゃんが産まれる前に，赤ちゃんの「かかりつけ」の小児科医をつくっておくために妊婦さん（とその夫）が小児科医を訪ねて話を聞き，相談に乗ってもらい，不安があればそれに対応していくという制度のことで，日本ではまだ耳慣れない言葉ですがアメリカなどではすでに20年もの実績があります．母子手帳のうしろの方にも記載があるはずですがお読みになられたことがあるでしょうか．

八戸市ではプレネイタルビジットの制度はありませんので公費の助成などはありませんが，当クリニックではかしこまったやり方ではなく，単に時間をとってお話をするだけということで当分の間無料でやってみたいと思います．初産・経産を問いません．心配なことや相談したいことが特になくてもお茶のみがてら話をするというくらいの気持ちで予約いただいて構いません．また，このやり方は産婦人科の先生や助産婦さんによる指導や健診などと相反するものではありませんのでご心配なく．

時間としては，今のところ水曜日の午後を予定していますが，できればお父さんも一緒にきていただけると良いかと思いますので，平日夕方（18時30分頃）や土曜日午後（16時頃）などでも可能ですのでご相談下さい．１回の時間は30分程度を目安としたいと思います．

担当：久芳康朗（小児科医），裕子（助産婦）