会議室:「くば小児科BBS」
昨晩,国会TV(スカパー)の録画放送をみながら書いたものです. 臨界事故緊急審議.社民党の辻本議員. あらゆる場面で事故が起こる可能性があることを前提とするか 原子力行政を見直す気があるか 中曽根息子長官,就任記者会見でもムカツイたが,この質問に対して, 「今回の事故を十分に反省して再発を起こさないように」云々,あーあ これじゃ駄目だ. 今週号の週刊金曜日に周辺の放射性物質調査の結果が載っています. マスコミは,どこもほんのわずかしか取り上げなかった.今回は中性子 線が主で漏出放射能は問題ないと言い続けてきたのに. 結果的に,レベルとしては問題ないのかもしれないが,放射性ヨウ素は 漏れていた.しかも何日間も継続して. この件に関して,当局は正確なデータを公表していないようだ. 子どもたちにはヨウ素は投与されなかった.本当に大丈夫だったのだろ うか.確信は持てない. また,350m以上の自宅待機の住民たちが被爆した可能性も書かれてい ますが,これもあまり報道されていません.あるいは350m以内でも退 避しなかった人もいるとか. (ここから引用です) ニューズウィーク日本版(10月13日号)に,グリーンピースのショー ン・バニーの言葉「この程度の事故では,日本の原子力政策は変わらない. チェルノブイリ級の事故がないと,目を覚まさないだろう」が引用されて いた.それを読んで「そうだ,そうだ」と思う気持ちと,「今度こそ目を 覚ましたはずだ」との希望とが私の中で複雑に交差した. まさにその通り.日本人は何故こんな簡単なことがわからないのだろう. 今回の事故は,反省して云々といったレベルではなく,あってはならない 最終的な事故であるという認識.規模の大小はあれ,原爆やビキニ被爆, チェルノブイリに匹敵する事故だということが,どうしてわからないのだ ろう.たとえ当事者とはいえ,致死量以上の被爆をおこし,許容量以上の 被爆覚悟で職員を何人も投入してやっと臨界を止めたという重大な事実が, どうしてわからないのだろう. 東海村の子どもたちの健康調査を継続的に行っていく必要がありそうです. → 東海ウラン再転換施設での臨界事故について(原子力資料情報室)
えの さんからのコメント
(1999年 10月 20日 水曜日 12:04:04)
この間の体育(たいく)の日に水戸まで ドライブした。目的があった訳ではなく、 他の方面が渋滞がひどいと予想したから です。予想通り道路は空いてました。 果物狩りのシーズンでしたが、人出は無 いようでした。こういう草の根のダメージ が原子力推進と言う巨人の足元の砂を 一粒ずつさらって行くのでしょう。