会議室:「くば小児科BBS」
今年も青森ねぶたを見に行くことができず,BSでお茶を濁しました. カラスハネトの動向も関心事の一つなのですが,河北新報のお試し版データ ベースから過去4年間のカラス出現数などをまとめてみました. → 今年は完全燃焼 東北の三大夏祭り/七夕、ねぶた好調
くば さんからのコメント
(1999年 8月 9日 月曜日 21:22:36)
■カラスハネトの現在・過去・未来 □1996年(平成8年) ・延べ約3,000人(5年連続増加) ・仙台市の女性観光客がカラスハネトが投げた瓶の破片で大けが
くば さんからのコメント
(1999年 8月 9日 月曜日 21:23:12)
□1997年(平成9年) 資料)河北新報データベースお試し版より 1997 年 01 月 31 日 青森ねぶた9年度基本方針決まる/安全な「市民の祭り」に 1997 年 03 月 29 日 カラスハネトに厳罰/青森地裁判決/懲役1年4月の実刑 1997 年 04 月 11 日 青森ねぶたコース変更/納得できぬ/新町商店街 1997 年 06 月 29 日 青森でねぶたフォーラム/全国各地の対策を報告/若者参加どうする アドバイザー役の江戸川大学・阿南透助教授(民俗学)が、よさこい祭り( 高知)では服装自由、踊り自由にし、目立ちたがりの若者をうまく取り込んで いっている例を紹介。 各地の祭り責任者からは「毎年死者が出るが、祭りの危険さを知っている地 域住民だけが参加するので、不満は出ない」(岸和田地車=だんじり=祭)、 青森ねぶた祭のカラスハネトについては、参加した市民から「自由参加型祭 りだから、時代による衣装の変容は当然。シャットアウトするのか、若者の意 見を取り入れるのかが課題」「参加するにはそれなりの努力が求められた、2 0年ほど前の雰囲気に戻したい」などの意見が出された。 1997 年 07 月 31 日 青森ねぶた/カラスハネト排除に包囲網/“荒れる祭り”汚名返上 1997 年 08 月 03 日 eye26/カラスハネトの悲劇 カラスハネトの悲劇は、自分たちのスタイルがいかに見苦しいかという自覚 がないことだ。首都圏などからの観光客に、青森の若者の後進性をアピールし ているにすぎないことに気付いていない。中には嫌われることに快感を感じる カラスもいるだろうが、カッコ悪さを思い知らせてやることも必要だと思う。 1997 年 08 月 04 日 青森ねぶた/カラスハネトの少年1人を逮捕/公務執行妨害の容疑 1997 年 08 月 08 日 記者座談会/今年のねぶた、どうだった/コース変更やカラスハネト ◎ハネト考/笛を吹きロックで跳ねる/若者しか楽しめない? “カラス”は囲い込みが奏功 D「今年はカラスはカラスだけで後発の団体に囲い込むという方針だった。 一カ所に集められ、彼らはあれで満足していたのかな」 E「カラスより一般ハネトのホイッスラー(笛を吹いて扇動するハネト)が 頭にきた」 B「若者が好むリズム感というのは確かにあるけれど、祭りの場にいるんだ から少し遠慮があってもいいね。ただハネトが多過ぎてはやしの音が遠くて聞 こえないのも事実」 E「はやしと異質の笛なんて、自己満足にすぎないじゃない。数百万人の客 に“見せる”ことにもっと気を使うべきじゃないか」 A「統制がとれたハネトもそれなりに趣があるけどやっぱりつまらない。だ れもが自由気ままに楽しめるのが祭りだと思う。ただ、今のねぶたは若者じゃ ないと楽しめない祭りになってきているね」 D「笛に従いロックコンサートのような跳ね方をするのは体力がない証拠と いう人もいる。はやしに合わせて持続的に跳ねることができないというんだ」 C「うなずける。あれは30秒くらい瞬間的に盛り上がって、その後は静か なもんだ」 F「カラスの男性に話を聞いたら『いや、これくらい厳しく押さえてもらわ ないと何するか分からないからいいんだ』という(笑)。その日だけでも何も かも忘れて大騒ぎしたいだけなんだ。同情できないこともない」 B「青森ねぶた祭諸問題検討協議会の話の中で、彼らにねぶたを一つ預けて 参加させたら、という意見が出た」 A「ねぶたの製作やはやしを、やってみたいと思っている若者は多いはず。 取り囲むにしても、参加させる形でやったらどうか」 B「祭りのしきたりを守ってもらいつつ、そのパワーとやる気が彼らにあれ ば−だね」 A「今年は統制がとれていた半面、管理が厳しかった。この流れでつまらな くなっていくのかなと思うところもある。いずれにせよこれだけ議論される祭 りはねぶただけ。今年初めて見たけど、やっぱりすごいよ、この祭りは」 1997 年 08 月 09 日 ニュース表裏inあおもり/青森ねぶた“カラス”対策で明暗 ◎効果てきめん 警備側は自賛 青森署の集計によると、祭り初日の2日から夜間運行最終日の6日までの期 間中、延べ2300人のカラスハネトが出没。過去5年、右肩上がりで増加し ていたカラスだが、昨年に比べ約700人減った。 警備側は今年、ねぶた運行の出発地点とゴール地点を分け、新町通りを待機 場所とすることで混乱を避けたほか、カラスを列後方の団体に“囲い込む”作 戦を取った。かたくなにカラスを排除し、逆に反発を招いた反省から、カラス を1カ所に集め、ある程度自由にさせることで無秩序な暴走を食い止めた。 ゴールした後は、最後尾から大量の警察官が追い込みをかけ、新町通りを青 森駅方向に直進させて動きを封じた。青森署の高橋恭悦副署長は「極めて功を 奏した」と胸をなで下ろす。 1997 年 08 月 09 日 東北の三大夏祭り人出/ねぶた過去最高380万人 1997 年 09 月 02 日 今年の青森ねぶた祭合同検討会/カラスハネトは低年齢化 「小学生と思われるカラスハネトもいた」 低年齢化が今後の懸念材料 1997 年 10 月 16 日 河北新報創刊100周年特集/「気概の復活と創生」シンポジウム 主婦 佐々木美恵子さん(53)=仙台市若林区 一瞬の判断や行動が生死を大きく左右する。そんな医師や看護婦の方々の気 迫を、身をもって知ったのは昨年8月、青森市のねぶた祭りでのことだった。 カラスハネトが突然、もみ合いのけんかを始めたと思ったら、次に、わたし の黄色い服が真っ赤に染まった。1人が投げつけたビール瓶の破片が首を襲い、 動脈と静脈が一瞬のうちに切れてしまったからだ。 必死で首を押さえるわたしを救ってくれたのが、その場に居合わせた30代 の看護婦さん。「大丈夫」と何度も励ましながら、「どいてください」と大声 で、人込みの中を近くの病院に連れていってくれた。 病院では偶然そこにいた別の病院の外科医が止血の応急処置をしてくれた。 観光客であふれる中、救急車を呼んだだけだったら…。今振り返ることができ るのも、命を預かる人たちの素早い対応のおかげだ。 1997 年 10 月 27 日 青森ねぶたアンケート/コース短縮や正装参加/「評価」が8割以上
くば さんからのコメント
(1999年 8月 9日 月曜日 21:23:58)
□1998年(平成10年) ・2,500人(+200人)
くば さんからのコメント
(1999年 8月 9日 月曜日 21:24:23)
□1999年(平成11年) ・6,700人(+4,200人) …過去最高 ・器物損壊容疑で1人が逮捕 ・「暑さの影響とファッション感覚で参加する若者が増えた」(青森署)
くば さんからのコメント
(1999年 8月 16日 月曜日 20:40:04)
カラスハネトの動向に興味があるのは,カラスハネト自体が今の子ども・若者 の動きをそのまま反映しているからであって,警察対カラスハネトのイタチ ゴッコや,子ども騙しの囲い込み対策などの問題に矮小化してはいけない. しかし,青森ねぶたはその名声に溺れていると言っても過言ではないだろう. カラスでない普通のハネトが酷い.何のスキルもなくただダラダラ歩いては, ときどきバカ騒ぎのように一瞬だけ跳ね回っている.若者ではないハネトは 画面上は殆ど確認できなかった.というよりも,一緒に跳ねたいとは思わな いだろう.阿波踊りの子どもたちをみるにつけ,青森との違いを感じないで はいられなかった.(2週間のBS中継を見比べてみての感想) それでも,青森ねぶたは人々を引きつける魅力にあふれている. 三社大祭についてはそちらに書くつもりでしたが書きそびれてました.
くば さんからのコメント
(2000年 8月 10日 木曜日 12:08:06)
昨夜のニュース番組の特集でカラスハネトの実態をみた。 思っていた以上にひどいものだった。 → カラスハネト過去最多/黒い集団手を焼く退治/青森ねぶた
くば さんからのコメント
(2000年 8月 11日 金曜日 16:36:07)
カラスの問題はカラスの問題にあらず。(←意味不明文) >青森ねぶた運行団体協議会は「これほど増えるとは…。祭り関係者だけで >なく、青森市や市民、県民レベルの問題として考える必要もあるのでは」 >と語った。 ちょっと認識するのが遅い。昨年も取り締まりの問題ではないと書いたので すが、それくらいわかっているはずと思っていたのですが。 しかし、根本的な対策にはならないけれども、逮捕できないにせよ別の広場 に連行してどこにも出さないといった程度の強硬手段をやらないとどうにも ならないのだろう。 このままでは来年からは全国的に声を大にして「ねぶたは危険なので行かな いように」というキャンペーンを張らなくてはいけなくなるでしょう。海外 旅行のように危険地域のランク付けをすれば、ねぶたは全国でも最も危険なレベルにランクされるに違いない。2番目は札幌のYOSAKOIソーラン。 このまま自滅の道を辿るのだろうか。。 待てよ、その前にこの状況では祭りの中止もあり得るのでは? → 青森ねぶた祭カラスハネト肥大化
くば さんからのコメント
(2000年 8月 14日 月曜日 23:20:48)
今日の東奥日報夕刊のコラム「東奥春秋」にカラスハネトの件が取り上げら れ、投書欄「明鏡」は全てカラスハネトに関するものでした。 これらを読むと、はっきり言って来年のねぶたは一時中止すべきだと思う。 しかし、祭りや観光以外にこれといった産業のない青森市にそんな決断がで きるとは思えないし、祭り礼賛の記事しか流さないマスコミも同罪だ。
くば さんからのコメント
(2000年 8月 15日 火曜日 23:49:10)
夕方のニュースで、増水した川の中州に取り残されて救助されたのに礼も言 わず、それどころか捨てぜりふを残して去っていった若者をみた。 マジで心が凍った。 それともカラスは全国に生息していることがわかって安心した方が良いのか。 昔のツッパリはアホだが仁義は通した。話せばわかった。 今の若者はただのアホだ。もちろん親が悪いのだが。
くば さんからのコメント
(2000年 8月 18日 金曜日 0:05:15)
>こういう子供たちはそのまま流してしまえばいいという大人の憤激もある >ようですが、問題はそれだけで済むのかということを考えさせられます。 やはり相当頭に来ている人が多いようですね。 私も流してしまった方が良いように思える。水洗トイレみたいにね。 筑紫さんはこんな風に言ってます(下記ページ)。 でも、そうかなぁ。 バーチャルとかなんとか、オジサン的納得の仕方にも思えます。 カラスハネトから話題が離れかけているようにみえますが、そうでもないの でしょう、同じこと。バーチャルとか何とか、関係ないと思う。 要するに、親がアホだ。親の顔が見たい(見たくないが)。 → News23 多事争論 8月16日(水) バーチャル人間