会議室:「くば小児科BBS」
今晩21時からNHKで薬害エイズの番組ありますが、ちょっと注目してます。 下に紹介したページを読んでもらえると分かってもらえると思います。 うーん、どんなもんなんでしょうねー。 → 貴方はエイズ問題のマスコミ報道を 鵜呑みにしていませんか
くば さんからのコメント
(1999年 7月 5日 月曜日 1:03:29)
トラベノールの回収報告はさほど大切とは思っていなかった.当時はエイズの 本態を究明することが重要であった.今でもこの件はさほど大切だとは思って いない.その時の対策をどうするかということが問題であった.ドイツの警告 などについては,これは国によってまちまちで,日本では記者会見で報告して きた. 一回も報告していないじゃないですか. カッター社からの報告を無視し回収せず報告されていなかった. 患者がその番号を知れば途中でやめることもできたはずだ. 緊急にクリオに切り替えることも提案したが,大反対にあった.治療法の進歩 を知らない.その時のベストの治療法だった. そうじゃない.毒じゃないですか.反対を押し切ってやることもできたのでは ないですか. 現実的には難しかった. 薬事法に違反するのではないか.それは知っていたのか. もちろん. 責任はなかったのか. 責任ある立場にあったので取り組んだ.厚生省に責任を押しつけても話ははじ まらない.薬事法上の責任は厚生省にあった.スモンなどの経験から大きな責 任を負う立場になったが. 安倍:私どもは毎日注射している.毒が入っているかもしれない.一人殺して いる. この患者はアメリカの診断基準を満たしていなかったので認定は見送られた. その後,スピラ博士にデータをみせて残念ながらエイズであると伝えている. (以下省略) 確か朝日の報道によると郡司元課長から放送について差し止め要求があったと のこと. しかし,疲れた.誰だこんな息の詰まる番組をつくったのは. 郡司課長の言うことも一部わからなくはない.この人には,何の力もないのに 責任だけがあったわけだ.しかも,途中で転勤になって面倒な一件から離れら れたと思っていたのだろう(前の仕事を忘れることが役人としては大切だった とホンネを言ってました).しかし,言葉では大変な悲劇と言っていたが,目 の前の被害者に対する「共感」が欠けているようみえた.「有能な役人」とし て勤め上げた人には,その中の論理で身を守るしかないのだろう.最後には 「医学界は何の反省もしていない.また悲劇はおこる」と言っていましたが, 確かに厚生省や安倍元教授に責任を押しつけて,直接患者の治療に当たった人 たちからの生の声が聞こえてきていないようにも思える. 当時私は研修医だったが,不勉強にもこれらの経緯は全く知らず,血友病の HIV感染者についても「治療のため仕方がなかったことなのだろう」としか感 じていなかった.患者への「共感」が欠けていたのは同じかもしれない.
えの さんからのコメント
(1999年 7月 5日 月曜日 10:00:20)
放送差し止めの仮処分は認められなかったということですね。 郡司氏は自らの反省と将来への提言をまとめ、自費ででも、 薬害エイズの本を出すべきですね。厚生省の退職金でそのく らい賄えるでしょう。番組中、郡司氏の言わんとしたことも 分からないではない部分もあった。 一方、カワダ氏が杖を使っていたのが痛々しかったですね。 全く関係無いですが、グラフのスコートからはみ出していた 巨大なサポータと何かイメージが重なってしまいました。人 生は闘争ですね。年下の二人に随分教えられました。 なび松氏が紹介してくれたページは、 日付の古さがこれを書いた人のこの件に関する 思い入れの浅さを象徴していますね。月日はそ の辺の真実を無残にも顕にしますね。
なび松 さんからのコメント
(1999年 7月 6日 火曜日 0:15:31)
いやー、期待を裏切らない、えぐい企画でした。私も息がつまりました。ラヂオで声 しか聞いてなかったので尚更でした。あー、しんど。これは、第三者が口をはさめる ような問題じゃないと感じました。たしか、小林よしのりも、途中で、この問題から 離れていったんじゃなかったでしょうか?理由は忘れてしまったけど、それも無理 ないと思いましたです。当事者以外の世論の声をバックに運動していって解決する 問題じゃない、という感じでした。 退職金でエイズ本は良いですねぇ。阿部教授も言いたいこといっぱいありそうなんで どうでしょう、共著では(^_^;)。
えの さんからのコメント
(1999年 7月 15日 木曜日 20:11:23)
出会ってしまった以上、掲げましょう。 → カワダドットコム