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会議室:「くば小児科BBS」

溶連菌感染症と川崎病の違い

発言者:タケ
(Date: 1999年 6月 30日 水曜日 10:23:34)


 一歳の男児です。
 私の息子も溶連菌感染症と診断されました。
 先週の土曜日から39度の熱が続きました。
 昨日の火曜日に体中に発疹が出たので、突発疹かと思いましたが、夕方になると再び39度の熱がでました。
 発疹はじんましんのように盛り上がった紅斑です。
 この感染症の発疹は赤いブツブツと本に書いてあるのですが、ブツブツというよりは大小の赤い水玉(赤玉か)模様みたいです。
 近くの小児科で見てもらうと溶連菌感染症と診断されました。
 のどが腫れているそうです。
 現在、抗生物質を飲んでいるので、熱も下がり、紅斑も引いてきました。
 のどの腫れのわりには食欲は旺盛です。
 週末は機嫌は良かったのですが、今はフラフラしており、一日中眠っています。
 この病気の症状は川崎病にも似ていると思うのですが、もし、川崎病なら手遅れにならないかと、とても心配です。
 二つの病気の違いをどこで判断されるのか、わかりましたら教えて下さい。 
 よろしくお願いします。


くば さんからのコメント
(1999年 6月 30日 水曜日 22:09:40)

確かに川崎病と溶連菌感染症は発熱,イチゴ舌,発疹など似ている症状も多い
のですが(よくご存じでしたね),発疹の感じが異なりますし,川崎病の場合
は,リンパ節の腫脹や眼の結膜の充血,手指の硬性浮腫なども異なり,何より
も,重症感が全然違います.もちろん,溶連菌感染症は抗生物質が有効ですが
川崎病には効きません.ネット上ではお子さんの発疹の感じなど確かめられま
せんから,ご心配ならもう一度受診されてはいかがでしょうか.