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会議室:「くば小児科BBS」

癒しと和解への旅(埼玉県その2)

発言者:くば
(Date: 1999年 5月 28日 金曜日 21:36:48)


すみません,自分の意見が上手く書けないので引用を多用していたら一杯に
なってしまいました.

前の「埼玉県」のスレッドの最後に紹介した,
 アメリカの死刑制度と映画『デッドマン・ウォーキング』
のページの続きです.

『癒しと和解への旅−−犯罪被害者と死刑囚の家族たち』


えの さんからのコメント
(1999年 5月 28日 金曜日 22:07:08)

東京地裁山室恵裁判長の判決は一つの判断として
重要である。が、@殺したののは一人である。A
金銭目的ではない。B遺族に涙ながらに謝罪して
いる。との理由が国民の怒りと憲法前文の精神に
沿っているかは、大いに疑問がある。
日本では終身刑と言っても、シャバに出てくる者
も多く、お礼参りのチェク体制も無い現状では、
被害者は増えるばかりである。
実は犯人が殺したのは2人目との情報もある。


えの さんからのコメント
(1999年 5月 28日 金曜日 22:10:15)

何をもって癒しと和解の基点となすかでしょうね。
犯罪者のその後と関わりがないはずはない。犯罪者
のみ幸せであってはならない。


Mar さんからのコメント
(1999年 5月 29日 土曜日 9:54:35)

先の東京地裁の判決は甘すぎるのが実状でしょう。
1.過去に一人殺している。
2.出所後300件以上も被害者を捜し出すために調べている。
3.正直な被害者を殺害と言うことは、
  被害届を出す事への危険性を社会に知らしめている。
4.出所後短期間で被害者を殺害に及んでいる(反省無し)
特に2から、衝動殺人とは呼べず、計画性は認められる。

犯罪者を野放しにしているという現状をもっと認識するべきでしょうね。
この場合は極刑が有効でしょう。
何故、死刑判決から執行まであれほど時間がかかるのか?それを大変不満に思う。
えん罪やあやふやな場合は判るが、
あからさまな殺人事件等は、どんどんと極刑にするべきである。

無責任人権派の最たる愚行に「小野悦夫冤罪事件」がある。
もっと早く極刑に及んでおれば、幼児は死ななかっただろうに・・・。


くば さんからのコメント
(1999年 5月 30日 日曜日 14:12:34)

すみませんけど,こまわりくんではありませんから,やたらと「死刑!」と
声高に主張するのはやめて下さい.当BBSの品位にかかわりますので.

>えん罪やあやふやな場合は判るが、
>あからさまな殺人事件等は、どんどんと極刑にするべきである。

ちょっと考えればわかると思いますが,裁判官がこれは冤罪かもしれない,こ
れはちょっとあやふやだななどと思いながら死刑を宣告するわけがないではあ
りませんか.もうちょっと論理的に考えてみた方が良いと思います.

今回の判決については,報道された以上の事実を知りませんのでコメントしま
せん. 読んで欲しかったのは,引用した

>「検察官は犯罪の被害者保護を強調するが、被害者保護の問題は立法や
>行政の措置にゆだねるのが適切」などとして無期懲役が相当と判断

の部分で,ある意味で司法側からすれば当然の論理をわざわざ但し書きをつ
けて説明している部分です.

現行の死刑制度を廃止するか存続させるかという議論や,個別のケースに対
する論評はおいておきましょう.個別のケースを論ずるには,過去の判例を
知らなくてはいけません.今の議論のレベルは井戸端会議と変わりません.
お互いにあまり得るところがない.

他にも言いたいことはありますが,とりあえずこのへんで.


えの さんからのコメント
(1999年 5月 30日 日曜日 19:12:26)

こまわりくんが出たところで終わりですね。


くば さんからのコメント
(1999年 5月 30日 日曜日 19:17:17)

ちょうどタイミング良く,最新号の週刊金曜日にこの「癒しと和解への旅」が
中山千夏氏の紹介で掲載されています.

また,今晩9時からNHK総合TVで,アメリカの銃乱射犯の母親を描いたドキュ
メンタリーが放映されるようです.