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会議室:「くば小児科BBS」

バルカン(カネボウではない)

発言者:えの
(Date: 1999年 5月 7日 金曜日 13:03:42)


思うにですよ。米国に遊山に行った首相のところに、
クリントンに会いに来たロシアの元首相がわざわざ
会いに来たこと。さらに、G8の外相会談の席で、
NATOでないのは、ロシアとわが国くらいしかな
くて、NATO軍の戦後コソボ駐留の条件が外され、
高村外相の焦点の定まらない眼と言い、きな臭いで
すね。例のアメリカのサッチーに、「コソボ駐留ハ
ヨロシク、コウムラ君」とか言って、背中でも叩か
れたんでしょうかね。


えの さんからのコメント
(1999年 5月 8日 土曜日 16:59:03)

中国大使館はまずいですね。誤爆にもほどがある。
案外、NATO軍てルーズなんだ。


えの さんからのコメント
(1999年 5月 8日 土曜日 18:48:16)

ここで中国が彼らの唯一の武器である国連カード
を余り振り回し過ぎると、いよいよ米国の国連軽
視の流れを加速しますね。日本も違った意味で国
連に軸足を乗っけない方がよいと思います。お付
き合い程度で行きましょう。


えの さんからのコメント
(1999年 5月 9日 日曜日 9:51:28)

The target was picked using an outdated map of Belgrade.
ニューヨークタイムズより
こりゃひどい。NATOは素人集団だ。


くば さんからのコメント
(1999年 5月 10日 月曜日 7:25:31)

これで国連にもう一度目が向けられるのでしょうけれども,よく考えてみると,
いままでやめなかった空爆をこの一件でやめるわけにはいかない.
まあ,泥沼の中にもう一つ泥沼ができたようなものでしょうか.

明石さんがセルビア入りしましたね.現地では信頼が厚いようです.
高村外相は,よく知らないのですけど相当な切れ者といういう印象ですが.

米英の尻拭いは避けがたい情勢ですね.どう転んでも良いことはないような.


えの さんからのコメント
(1999年 5月 10日 月曜日 17:21:22)

まさに戦争以外の何物でもないですからね。限りなく
一方的という微分みたいな状態ですが。ピンポイント
の幻想は覚めたのは当たり前として、軍隊の基本的能
力について疑義が出てきましたね。
中国もね。


かさいたくみ さんからのコメント
(1999年 5月 10日 月曜日 22:05:46)

オブチ内閣、今日のラヂオによると、テレビ局の支持率調査で支持率
を初めて50%を超えるまで上げたそうな。ちなみに不支持は41%ぐら
いだったと思います。
 この問題に関しては「世界で同時に10人くらい選出されている国連
事務次長のアカシヤスシ」カードをユーゴに送りつけた模様。さて、
門前払いを喰らわなければいいのだが・・・。


かさいたくみ さんからのコメント
(1999年 5月 10日 月曜日 22:08:03)

>明石さんがセルビア入りしましたね.現地では信頼が厚いようです.
>高村外相は,よく知らないのですけど相当な切れ者といういう印象ですが.

くば先生、早い。(^_^;)


えの さんからのコメント
(1999年 5月 10日 月曜日 22:22:01)

ミスター・アカシ。
適材適所ですね。この際、イシハラ氏では、火に油を注ぐだけ
ですからね。
それより、日本は中国との関係を肝を据えて考えないといけな
い。これは、イシハラが正しい。都議会はカボチャ畑だ。


くば さんからのコメント
(1999年 5月 10日 月曜日 23:34:21)

安保理非常任理事国は何カ国あるでしょうか.
(しかし,非常任理事国って何の役に立っているんでしょう)
NATOの構成国は? EUは?
というわけで,中学高校の時に習ったのは既に時代遅れの知識になったので,
昨日からちょっと調べ回って整理してみました.

このページはどこからもリンクされておらず,どこにも戻れません.

国際機構


えの さんからのコメント
(1999年 5月 11日 火曜日 19:45:23)

「国際機構」の研究から分かることは、
この際、日本が一番クールにコソボ問題に対処
できるパワーということですね。明石氏も水を
得た魚のようだし。日本が出きることを凡人・
切れ者皆知恵を絞って考えなければなりません。


えの さんからのコメント
(1999年 5月 12日 水曜日 10:39:09)

中国にある日本大使館も投石を受けたとのこと。
これは誤爆ではないようです。意図的。
中国の挙げた拳をおさめさせるのはやはり日本
かな。


くば さんからのコメント
(1999年 5月 12日 水曜日 17:05:55)

中ロの強硬路線はある程度ポーズでしょうけれども,
日本が米英に逆らって独自路線をとる可能性はないでしょう.
NATOが実は空爆をやめたがっているのなら,裏で相談して日本が仲介役に
出てくる可能性はありますが,ここまで徹底的に破壊しておいて(しかも巨額
の軍事費を費やしておいて),まだ全然やり足りないらしい.
この辺がよくわからない.

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 クリントン政権のバルカン政策が極めて不可解なのは、そもそも米国がこの攻撃
から何の利益を得るのか不明な点にある。ロシアの外相の発言はいい得て妙である。
「NATOの空爆は、常識では考えられない」

 イギリスの著名な政治家であったエドモンド・バークは、米国にある植民地とイギリス
との和解を求める演説において、武力行使に反対する3つの理由を掲げた。第一に、武力
の効果は決まって一時的なものであるということ、第二に、武力行使に失敗すれば、調停
の可能性がまったく消えてしまうこと、そして第三に、武力によって救うはずだったもの
まで破壊してしまうことが多い、というものであった。

バルカンにはこの3つの原則がすでに当てはまる。 (下記のページより)
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この英国政治家の発言は知りませんでしたが,でも100%理解できます.
というよりも,そんなことあらためて言われなくても常識と言っても良い.

引用したページはまだちゃんと読んでいないのですが,一読の価値ありか.

No.272 道理に合わないクリントンのバルカン政策