会議室:「くば小児科BBS」
以下、記事のコピーなので問題があったら消してください。 特に他意はありません。 http://www.yomiuri.co.jp/newsj/ic30i401.htm ネット医療、診断うのみで症状悪化も インターネットで医師のアドバイスが得られる医療相談ホーム ページの開設や利用者が急増しているが、こうしたネット診断を うのみにして治療を試みて症状を悪化させたり、医療関連商品の 案内を送りつけられたりするなどのトラブルが起きていることが 二十九日、医療相談の自主規制団体が初めて実施したアンケート 調査で明らかになった。手軽に医療情報を得られる反面、安易に 頼ってしまうのは医療上も問題が多いという“両刃の剣”の実態 が浮き彫りになり、専門家からは「対応策が必要」という声も上 がっている。 調査を実施したのは、医療情報のホームページを開いている医 師や製薬企業など約五十個人・団体でつくる「日本インターネッ ト医療協議会」。 医療相談のホームページは、検索画面によっては四千件前後が 表示され、十数種類の科目を掲げる「総合病院」まである。しか し、医師法などでは「診療行為ではない」(厚生省)とされ、医 師は無報酬で参加するのが原則。発信元が不明だったり、内容が いい加減だったりと、これまでも「危険性がある」という指摘も あった。
くば さんからのコメント
(1999年 3月 30日 火曜日 21:00:47)
例のJIMAですね.うちにも「インターネットの医療情報の発信状況」につ いてアンケート調査のお願いというメールが来てましたが,返事してなかった. さっきホームページの方から回答しておきました. しかし,読売の記事にあるような「診断鵜呑みにして症状悪化も」といった例 は集計結果には一言も書かれておらず,「概して深刻な事例はまだ少ないが」 といった表現になっています.どうも読売の書き方は恣意的ですね.あるいは 発表の時にそういった例を口頭で記者に伝えたのだろうか. もちろん,ホームページ上の医療相談には様々な問題が潜んでいるのは百も承 知で,うちでも健康相談の掲示板を廃止したりメールによる相談を中止したの も,そういったトラブルを避けるためでした.それなら,この掲示板なら良い のかと言われるとちょっと困りますが,一般的なコミュニケーションの一つと して,オープンにできる質問であれば簡単にお答えしますというスタンスで やってます. しかしながら,JIMAそのものについての疑問もあります.考え方としては 理解できるのですけれども,現実論として皆がJIMAマークのお墨付きを求 めて殺到するとも思えないし,JIMAマークがステイタスや何らかの規制に 繋がっていくとしたらそちらの方がアブナイ.その心配はなさそうだけれども. → [1999年3月19日] ●インターネットの医療情報の利用状況に関するアンケート調査実施
えの さんからのコメント
(1999年 3月 30日 火曜日 21:12:42)
ネット上では皆が怪しい。 と言うより、人間は皆怪しい。
くば さんからのコメント
(1999年 3月 31日 水曜日 12:21:49)
これはこれは,おっしゃるとおり言い出すときりがない.恐縮です. 以前にも書きましたが,情報発信側は氏名や所属を明らかにする. 受け手側は,そのような明らかにされたものを自らの責任で取捨選択する. 出所のはっきりしない情報は,信用しない. 明らかに権威を装ったり薬でないのに効果うたったようなものについては, 現行法で対処できるでしょう. 噂とかまやかし商売のようなものは,ネット上に限らずどのメディアでも 存在しますが,インターネットが媒体として良くも悪くも優れているため に,こういった問題がでて来やすいのだと思います.まあ,仕方がないか.
えの さんからのコメント
(1999年 3月 31日 水曜日 14:20:39)
すみません。暗黒面から見る世界観で発言してしまいました。 こちらこそ恐縮です。 これぞネットの楽しみ?家ではそう暗黒面の話もできない?