会議室:「くば小児科BBS」
1998年 第38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 01 02 03週
インフルエンザ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 22 37
感染性胃腸炎 3 7 8 10 11 9 5 10 10 6 8 15 18 9 7 13 11 14
水痘 0 0 0 0 2 0 0 0 2 5 2 4 1 5 5 7 6 5
伝染性紅斑 0 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 3 4 1 3 5 4 5
突発性発疹 1 1 2 0 1 2 2 2 2 3 4 5 4 2 1 1 1 2
乳児嘔吐下痢症 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 2 0 2
溶連菌感染症 0 1 1 0 0 0 0 0 4 0 4 1 2 1 0 0 1 1
ウイルス性発疹症 1 4 2 3 3 2 1 2 0 1 0 0 0 4 0 1 0 1
手足口病 1 3 0 2 1 0 0 2 0 1 2 0 0 1 0 0 2 0
流行性耳下腺炎 0 0 1 0 1 0 2 0 2 0 1 0 0 0 0 0 1 0
麻疹 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0
ヘルパンギーナ 1 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0
異型肺炎 2 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 1 0 0 0 0 0 0
咽頭結膜熱 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
MCLS 1
(この表は等幅フォントでご覧下さい)
インフルエンザの流行は大人から老人,中高生,乳幼児と移りつつあり,小
学校や保育園・幼稚園ではまだ流行り始めのようで,患者数も爆発的増加とま
では至っておりません.ピークは来週から2月の第1週と予想されます(昨年
とほとんど同じですね).白石では3日間で7人の老人が死亡という(少しは)
驚くべきニュースも伝わっておりますが,新聞には厚生省の担当者の「今から
でも遅くないから予防接種を」などというコメントが載っていました.この国
は本当に何年も同じことを繰り返してまだ懲りないと言うか,ちょっと呆れて
ものが言えません.小児の脳炎・脳症のニュースは既報の通りです.なお,イ
ンフルエンザのワクチンの在庫は僅少のようです.うちでは2回目が残ってい
る人の分だけ確保して,あとはその都度注文して入手できなくなったら中止す
る予定です.今頃になって遅いんだよね,マッタク.
この時期のウイルス性胃腸炎・乳児嘔吐下痢症の中心はロタウイルスと考え
られますが,典型的は白色便や,急速に進行する脱水症状を呈する患者さんは
まだみてません.外来点滴すら施行してませんから(お正月の急病診療所では
やりましたが).水痘・リンゴ病・溶連菌感染症などの感染症はこれまでとほ
ぼ同様の傾向です.(03)
→ 院内版感染症情報 第02週(1/10-1/16)
くば さんからのコメント
(1999年 1月 23日 土曜日 17:27:10)
上記で「既報の通り」と書いたのは以下のようなピックアップ記事です. 正式なものではありませんので,都市名も*印で伏せておきます(転載禁). ----------------------------------------------------------------------- 年末から脳症の患者が4人入院してそのうち3人が現在脳死状態(**) A型インフルエンザ抗原テスト陽性の1歳のインフルエンザ脳炎が入院中(***) **県内でも既にインフルエンザ脳炎で1人死亡(**) ***市で小学校5年生のお子さんが「インフルエンザ脳症」のような経過で死亡(**) 年明けから2例入院し,1例は脳浮腫が強くいわゆる植物状態に近い状態(**) 「インフルエンザ分離情報」(**) 1.5歳女児 インフルエンザB型 (1/6) 2.15歳男子 インフルエンザA・H3型(香港型) (1/11) 3.4歳男子 インフルエンザB型 (1/13) 4.22歳女性 インフルエンザA・H3型(香港型)(1/13) A香港型とB型の混合感染のようです。 1月の最初に2週間に急性脳症が2人救急入院し、2人とも3日後に死亡(**) -----------------------------------------------------------------------