会議室:「くば小児科BBS」
義母がインフルエンザを貰ってきた。 母は4日間寝込んで何とか復帰(嘔吐&40度熱) かみさんに移った。2日間(熱38度+下痢) 現在ポコ(1歳)が掛かったようだ。 熱(39.5)&鼻水インフルエンザか? 東京では大流行に成りつつあるようです(内の周りだけかも・・・) ポコは本日小児科に行き:抗生物質+ピンクの液体+葛根湯を貰ってきました。 座薬はありません。 現在39.47度夕方から急に上がったようです。 会社の先輩の息子も風邪を引いて、39になったら座薬を入れるように言われたそうです。 とーチャンとしては、ポコがヒーヒー言っているのが溜まらなくしんどく可哀相なのですが、 この場合座薬は入れるべきモノなのでしょうか? 無いモノはしょうがないので、入れれませんが・・・・・ 会社の別のおじさんの息子(小5)は昨年インフルエンザの高熱時、脳に菌が入り死にかけましたが、 麻痺と、知能が5歳児ぐらいに落ちたそうです。 父ちゃんとして、高熱の場合の判断目安は何かありますか? また応急処置などは? 知恵を借りたいのですが・・・・宜しく御願いいたします。
くば さんからのコメント
(1999年 1月 19日 火曜日 18:24:56)
インフルエンザ 院内報の今月号に書いたのですが掲載できてません.とりあえず, 熱が高いこと自体を問題にしないで下さい(熱は原因ではなく結果ですから). インフルエンザの場合,高熱が3−5日続くことは珍しくありません.食欲 もなく,体力も消耗します.回復するのに更に1週間以上. 他の合併症がないかどうかが問題ですが,家では水分をとらせながらひたすら看護. 坐薬は熱の期間を短縮したりはしません,が,インフルエンザのように消耗 が激しい場合は,坐薬を使って少しすっきりしたところで水分をとらせたり 眠れるようになればという目的であれば坐薬を使う意味はあると思います. 結局は,様子次第で判断して,使っても構いませんよといった表現で, 心配な方の場合少し多めになる場合もあります(その場合でも1日2−3個 以内に抑えるよう話していますが) そうでない方は,あまり使わずにみてくれてます このへんは,最終的には親に任せています.
くば さんからのコメント
(1999年 1月 22日 金曜日 11:48:08)
流行は関東以西から始まったようで,年末から既に死亡例のニュースも流れて きています(毎年のことですが).こちらは大人と高校生が主なようで,まだ 小児科では「特異日」(私が勝手に命名した用語で,ある日突然外来の処理能 力をこえる患者さんが押し寄せた日)はまだ迎えていません. 私も別のタイプでお腹の調子が悪かった上に会合が続いて書き込めてませんで した. 昨日のニュースステーションで,インフルエンザの流行に伴って救急車の出動 回数が増えているということを,特に否定的にでもなく放映していましたが, あんなのを見てうちの子も熱が下がらないから救急車で夜中に病院に連れてっ てもらわなきゃなどと考える親が出てこないものか.ちゃんと責任を持って 放送してもらいたいものです.もちろん,熱性けいれんなどの場合は別ですけ れども. 私も昔病院に勤めていた頃,昼間開業医でおたふくかぜと診断されたのに,夜 になって熱が出たから救急車で来た患者を怒鳴りつけたことがありました.今 大きな事故があって救急車が間に合わなかったらどうするつもりなのかと言っ ても,「心配なのだから使って何が悪いのか」と全く話が合わず怒っただけ労 力の無駄だったのを覚えてます.あの論理は今でも世の中に生き続けているん だろうなー...
Mar さんからのコメント
(1999年 1月 23日 土曜日 15:49:16)
おとーちゃんも社会復帰しました。 火曜から調子が悪くなり、 水曜日には8.5〜下がらない。 木曜日は9.5〜7.7の行ったり来たり。 さすがに熱冷ましが効くと下がる。 金曜日だいぶ楽になったが熱冷ましなしで 8.5〜7.2を行ったり来たり。 本日6.7から殆ど動せず。 喉の痛みと咳きは続く。(おかげで腹筋&胸&喉が痛い) 痰の出る量は相変わらず。(時々驚くようなのが出るが、気持ちいい) 月曜日には会社に行きたい。(つくづく日本人だなぁ) 白石では爺婆が7人死亡恐ろしい話だ。
えの さんからのコメント
(1999年 1月 23日 土曜日 16:59:07)
凄いです。おばあさんが39度の熱を出したり、肺炎 で脱水状態のおじいさんとかぞろぞろ来ます。恐ろし い。ベッドは満床。今度は若い男性が来ました。38 度を超えています。え?家でおばあさんが39度出し て寝ている?そっちを連れてこんかい。
くば さんからのコメント
(1999年 1月 23日 土曜日 17:23:06)
感染症情報の方にも書きましたが、どうもこのところA香港型が合併症をきた しやすいというか、強毒化しているように思えてなりません。実際のところは どうなんでしょうか。それまではインフルエンザの流行における老人の超過死 亡は当然のこととして報じられなかっただけなのか。小児の合併症については 別のスレッドに載せておきます。
えの さんからのコメント
(1999年 1月 26日 火曜日 19:35:33)
知り合いの医院は、がらがららしい、 皆、感染を恐れて避けているらしい。
くば さんからのコメント
(1999年 1月 27日 水曜日 18:07:27)
今年は内科が大混雑,小児科は増えてはいるもののヒマ,という状況みたい.