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会議室:「くば小児科BBS」

馬の死と報道

発言者:江野川義文
(Date: 1998年 11月 3日 火曜日 11:05:58)


この前の天皇賞で一番人気の馬が前足を痛めて、「安楽死」
と報道されてましたが、死に関し自己選択権の無い馬に安楽
死は無いでしょう。「屠殺」でしょう。欺瞞ですね。


くば さんからのコメント
(1998年 11月 4日 水曜日 14:11:53)

これはニュースをみて気になっていたのですが,「予後不良」というのがどの
程度のことを指すのか全然伝わってこない.よくわからんのです.どうなんで
しょうか.馬が足を骨折すると,例えば野生の馬だったとして,痛みで非常に
苦しみ,餌もとれずやせ衰え,悲惨な死を遂げることになるのか.
戦場でもないのに,さっきまで期待を一心に集めていた馬をいきなり殺さなく
ても良いだろうになどと,素人考えでは思ってしまうのですが.
しかし,騎手は痛恨の極みでしょう.もちろん何が悪いわけでもないのに.


くば さんからのコメント
(1998年 11月 4日 水曜日 14:35:42)

自分で書いてから気になったので少し探してみました.
今回のは「手根骨粉砕骨折」と伝えられています.
もちろん判断に間違いはないのでしょう.
安易な批判は避けた方がいいかもしれません...
しかし,何でそんな簡単に骨折してしまったのでしょう.
転んだわけでもないのに.

安楽死処分を考える


江野川義文 さんからのコメント
(1998年 11月 4日 水曜日 15:38:28)

ヒトであれ馬であれ、死というのは気詰まりなものです。
以前にも有名な馬が足を骨折して、その時は治療が選択
されたのを覚えています。競馬はどちらかというと嫌い
な私が覚えているくらいで、毎日のニュースで病状とか
を報道していたと思います。いわゆる不幸な転帰に終わ
ったと記憶しています。殺すことについては、私は異論
を唱える者ではありません。ムツゴロウ先生の意見を聞
いてみたい気もしますが。合掌。
ただ、「安楽死」という言葉も大切に扱って欲しいと思
うのです。言葉を雑に扱うことで、とんだ誤解受けるこ
とになる人たちがこの場合は確かにいるような気がしま
す。「馬を殺(処分)した」では夢見が悪いのは分かり
ますが。言葉というのは不思議なものです。


くば さんからのコメント
(1998年 11月 7日 土曜日 22:15:00)

しかし,殺された馬が可哀想などと思っていたら,一昨日は飲み屋で馬レバー
刺しに舌鼓を打っている自分に気がつき,つまらないヒューマニズム(ホース
イズム?)に浸っている自分の愚かさを感じました.

安楽死の言葉の使い方としては,どうもこちらの方が先ではないかという気も
してきましたが,根拠なく書いてます,スミマセン.