会議室:「くば小児科BBS」
マックサーバとOCNのページを全面的に改訂していたのですが,作業中に こんなことが書かれているサイトを発見しました.面白いものですね.. → 100.1 - 100 の計算結果が 0.1 にならない現象とは
齋藤 さんからのコメント
(1998年 10月 13日 火曜日 15:58:44)
ごぶさたしてます。齋藤です。 0.1にならないというのはまあデジタル機器ならば2進数 ですので当然といえば当然・・・。 私も職業柄SEしてますので再三そういう現象に遭遇します。 これは、なんだか誤差(忘れましたが)というやつで 必ず起こります。 アプリにもよりますが小数点以下の桁数が多ければ多いほど 誤差が出ます。 だからいつも仕事では適当なところで四捨五入をつっこんで 誤差のでないぎりぎりを表示させたり、小数点以下を10倍、 100倍するなどして一回繰り上げて計算してから 小数点を挿入する。なんてことします。 ところで、MSNのアイコンが消えないということですが (もう解決なさったようですが)コントロールパネルのアプリケーション の追加と削除からWINDOWSフォルダのタグを選んで MSNのチェックをはずせばアイコンは削除できるはずです。 中身もこれだけで勝手にアンインストールするはずですので OKでしょう。(これだけでアンインストールしないアプリも ありますので気をつけてください。知らないうちにごみが溜まってたり します。WINDOWSのわるいところですね。) MACお使いの方ならば結構WINDOWSは使いづらいですね。 MACを意識したにもかかわらず、取ってつけたようなGUIですから・・・。
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 13日 火曜日 17:33:06)
参考ページを読もうとしたのですが、頭が受け付けないですね。 私の稼業、文字を読むのが商売みたいなところがありますが、 これはどうもいけません。 でも、二進法であれ、計算結果は十進法と同じですね。これは 外せない原理ですね。 数をどの辺りの桁で見切って計算を続けるかだと思います。私 が高校生の時、一日中、一つの単純な計算を続行する巨大電卓 (形も今の電卓を縦横5倍ぐらい)がありましたが、数字の見 切りができなかったのでしょうね。 やはりどこかでコンピュータ、というかソフトが数字の桁数の 見切りをつけなければ計算が進みません。基本的にコンピュー タにとっては一桁目の数字も百桁目も同じ重みなんでしょうね。 人にとっては、位が上の方が十倍大事なんですが。 とりあえず、おじさんはこういう理解で、脳のブレイクダウン を回避することにします。
くば さんからのコメント
(1998年 10月 14日 水曜日 15:15:44)
私なんか単純ですから,コンピュータって案外バカなんだななどと思いました. だって,100.1 - 100 なんて,人間の頭だとどうやって考えても近似値などで はなく,0.1 そのものなんですから... 例えば 100.1 - 100 = 1001/10 - 1000/10 = 1/10 で,これは計算する必要も なく 0.1 という数の定義のままですよね(..ちょっとしつこいか). そういえば,昔電卓で10/3 * 3 が10にならないということを友達に教わって 試してみたことがありました.割り切れない割算とかけ算だと,これは仕方が ないかなと何となく理解できたのですが,引き算はちょっと意外でした.
齋藤 さんからのコメント
(1998年 10月 14日 水曜日 17:46:16)
”コンピューターはばかだな”って・・・確かに・・・ たまにブン殴りたいとき有ります(笑)。 ただ、良く考えると人間界では10進があたりまえのように コンピューターの社会?では2進があたりまえなのです。 そもそも0.1という数字が2進で表現すると無限少数 に陥ってしまいます。 だから0.1を表現しようとした段階ですでに誤差は出てしまうんです。 結局その0.1を使って計算させるわけですから(加減乗除関係なく) 計算結果も当然正しい値は出てきません。 それを人間が譲歩して四捨五入などして調整して(またはコンピュータに そういう仕組みを組み込んで)正しい値を導き出してやってるわけです。 ただコンピューターがすごいところは 数10桁の計算なんてすぐはじき出すところにあります。 コンピュータから言わせれば”なんだおまえたちはたかが数10桁の 計算がそんなに時間かかるのか”なんていうかもしれません。(くやしいけど) コンピュータの基準なら私たちがばかということになりますね。 しかもあいつらは”こうしたい”って思ったことを素直にやってくれないし。 私たちが譲歩しないといつまでもすれ違ったまま。 でも良く考えると今の社会、コンピュータなかったら私たちも困るし、 そこらへんはやっぱりある程度の間違い(人間側がいう間違いのことです。 コンピュータは間違ったとは思ってません。 (こんな傲慢な態度も腹たちますけど))が起こることを知った上で 付き合っていかないと・・・なんて思います。
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 14日 水曜日 21:20:59)
いやー、考えたくない世界です。眠れなくなりそう。 羊を二進法で数えましょう。
くば さんからのコメント
(1998年 10月 14日 水曜日 21:25:04)
なるほど,段々わかってきました(まだ十分理解してないけど). バカなんて書いて,気を悪くされたらごめんなさいね >コンピュータさんと,コンピュータで仕事されている方たち 私が漠然と考えたのは,式の中で10で割ってその後10掛けたら元の数字に戻る といったような,子どもたちが頭の中でやっているロジックをコンピュータが 一目見て判断して,最後に計算すれば小数点は出てこないのになといったこと でした. ふと思ったのですが,コンピュータは文章題が判断できるのでしょうか? 鶴亀算は? ↑ (鶴亀算がナニモノであるか以前話題に出てから調べそびれていた...)
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 14日 水曜日 22:37:34)
眠れそうにないですね。無限小数の扉を開けてしまった 以上、蟻地獄ですね。睡魔という安全弁の作動が待ち望 まれます。 子供の頃、どこかのミルク缶にそのミルク缶をもった少 女?の絵が書いてあって、見る者は皆、無限地獄に落ち 込んで行くはずなんですが、現実は適当な絵の解像度の ために地獄の底は見えないようになっているんです。現 実というのはそういうものでしょうか。コンピュータも 現実という海の表層で人間といっしょに溺れているみた いなものですね。
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 15日 木曜日 21:49:21)
いや、昨夜は良く眠れました。私の中では過熱していたの ですが。失礼があったらお許しください。 ところで、円周率の計算法をご存知ですか?と言うか、コ ンピュータにどうやって計算させるかですが。
くば さんからのコメント
(1998年 10月 16日 金曜日 16:10:28)
>円周率の計算方法 探してみると,あちこちにいろいろ書かれていて,皆さんこういったのが大好き みたい...しっしかし,,,だれか助けてくれ,,,コメントがつけられない. 仕方がないので下記のページのプログラムをダウンロードして走らせてみました が,わけが分からなくても何となく楽しいもんです(...何となく寂しいが). → 円周率計算のページ
くば さんからのコメント
(1998年 10月 16日 金曜日 18:11:45)
そういうわけで,得られた結果がこれです,特に意味もないけど,こうなると いう例でした(...やはり寂しい). → 円周率32765桁...
齋藤 さんからのコメント
(1998年 10月 16日 金曜日 19:50:19)
そういえば昔円周率を必要とする計算があって 円周率をはじき出すのにいろいろ周りのひとに 聞きまわったような気がします。 しかもせっかく聞きまわって円周率を組み込んだのに 忘れてしまいました。(私の記憶力なんてこんなもの) なんかすっきりしないので私もちょっと探してみました。 円周率の原理なんかも説明されているページがあったりで すごいですね。 (理解しようとしましたがすぐ挫折しました。) とりあえずそういう関係は くばさんからURL出てますので 私は公式集がかいてあるURLの場所を記しておきます。 鶴亀算についてもすこし調べようかと思ったのですが、 あまり深入りすると知恵熱でそうなんで今日はこのへんで。 → 円周率の公式
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 17日 土曜日 23:04:22)
数の奥深さですね。円周率の世界の部屋にもぎっしりと人がいた 訳ですね。これもコンピュータの普及の恩恵ですね。うーん、即 退室。 人類が現在までに知っている最大の素数を見付けたのもコンピュ ータらしいですから。