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会議室:「くば小児科BBS」

100.1 - 100 の計算結果が 0.1 にならない

発言者:くば
(Date: 1998年 10月 11日 日曜日 2:08:21)


マックサーバとOCNのページを全面的に改訂していたのですが,作業中に
こんなことが書かれているサイトを発見しました.面白いものですね..

100.1 - 100 の計算結果が 0.1 にならない現象とは


齋藤 さんからのコメント
(1998年 10月 13日 火曜日 15:58:44)

ごぶさたしてます。齋藤です。

0.1にならないというのはまあデジタル機器ならば2進数
ですので当然といえば当然・・・。

私も職業柄SEしてますので再三そういう現象に遭遇します。
これは、なんだか誤差(忘れましたが)というやつで
必ず起こります。
アプリにもよりますが小数点以下の桁数が多ければ多いほど
誤差が出ます。
だからいつも仕事では適当なところで四捨五入をつっこんで
誤差のでないぎりぎりを表示させたり、小数点以下を10倍、
100倍するなどして一回繰り上げて計算してから
小数点を挿入する。なんてことします。

ところで、MSNのアイコンが消えないということですが
(もう解決なさったようですが)コントロールパネルのアプリケーション
の追加と削除からWINDOWSフォルダのタグを選んで
MSNのチェックをはずせばアイコンは削除できるはずです。
中身もこれだけで勝手にアンインストールするはずですので
OKでしょう。(これだけでアンインストールしないアプリも
ありますので気をつけてください。知らないうちにごみが溜まってたり
します。WINDOWSのわるいところですね。)

MACお使いの方ならば結構WINDOWSは使いづらいですね。
MACを意識したにもかかわらず、取ってつけたようなGUIですから・・・。



江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 13日 火曜日 17:33:06)

参考ページを読もうとしたのですが、頭が受け付けないですね。
私の稼業、文字を読むのが商売みたいなところがありますが、
これはどうもいけません。
でも、二進法であれ、計算結果は十進法と同じですね。これは
外せない原理ですね。
数をどの辺りの桁で見切って計算を続けるかだと思います。私
が高校生の時、一日中、一つの単純な計算を続行する巨大電卓
(形も今の電卓を縦横5倍ぐらい)がありましたが、数字の見
切りができなかったのでしょうね。
やはりどこかでコンピュータ、というかソフトが数字の桁数の
見切りをつけなければ計算が進みません。基本的にコンピュー
タにとっては一桁目の数字も百桁目も同じ重みなんでしょうね。
人にとっては、位が上の方が十倍大事なんですが。
とりあえず、おじさんはこういう理解で、脳のブレイクダウン
を回避することにします。


くば さんからのコメント
(1998年 10月 14日 水曜日 15:15:44)

私なんか単純ですから,コンピュータって案外バカなんだななどと思いました.
だって,100.1 - 100 なんて,人間の頭だとどうやって考えても近似値などで
はなく,0.1 そのものなんですから...
例えば 100.1 - 100 = 1001/10 - 1000/10 = 1/10 で,これは計算する必要も
なく 0.1 という数の定義のままですよね(..ちょっとしつこいか).
そういえば,昔電卓で10/3 * 3 が10にならないということを友達に教わって
試してみたことがありました.割り切れない割算とかけ算だと,これは仕方が
ないかなと何となく理解できたのですが,引き算はちょっと意外でした.


齋藤 さんからのコメント
(1998年 10月 14日 水曜日 17:46:16)

”コンピューターはばかだな”って・・・確かに・・・
たまにブン殴りたいとき有ります(笑)。

ただ、良く考えると人間界では10進があたりまえのように
コンピューターの社会?では2進があたりまえなのです。

そもそも0.1という数字が2進で表現すると無限少数
に陥ってしまいます。
だから0.1を表現しようとした段階ですでに誤差は出てしまうんです。
結局その0.1を使って計算させるわけですから(加減乗除関係なく)
計算結果も当然正しい値は出てきません。
それを人間が譲歩して四捨五入などして調整して(またはコンピュータに
そういう仕組みを組み込んで)正しい値を導き出してやってるわけです。

ただコンピューターがすごいところは
数10桁の計算なんてすぐはじき出すところにあります。
コンピュータから言わせれば”なんだおまえたちはたかが数10桁の
計算がそんなに時間かかるのか”なんていうかもしれません。(くやしいけど)
コンピュータの基準なら私たちがばかということになりますね。

しかもあいつらは”こうしたい”って思ったことを素直にやってくれないし。
私たちが譲歩しないといつまでもすれ違ったまま。

でも良く考えると今の社会、コンピュータなかったら私たちも困るし、
そこらへんはやっぱりある程度の間違い(人間側がいう間違いのことです。
コンピュータは間違ったとは思ってません。
(こんな傲慢な態度も腹たちますけど))が起こることを知った上で
付き合っていかないと・・・なんて思います。




江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 14日 水曜日 21:20:59)

いやー、考えたくない世界です。眠れなくなりそう。
羊を二進法で数えましょう。


くば さんからのコメント
(1998年 10月 14日 水曜日 21:25:04)

なるほど,段々わかってきました(まだ十分理解してないけど).
バカなんて書いて,気を悪くされたらごめんなさいね
 >コンピュータさんと,コンピュータで仕事されている方たち
私が漠然と考えたのは,式の中で10で割ってその後10掛けたら元の数字に戻る
といったような,子どもたちが頭の中でやっているロジックをコンピュータが
一目見て判断して,最後に計算すれば小数点は出てこないのになといったこと
でした.

ふと思ったのですが,コンピュータは文章題が判断できるのでしょうか?
鶴亀算は?
 ↑
(鶴亀算がナニモノであるか以前話題に出てから調べそびれていた...)


江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 14日 水曜日 22:37:34)

眠れそうにないですね。無限小数の扉を開けてしまった
以上、蟻地獄ですね。睡魔という安全弁の作動が待ち望
まれます。
子供の頃、どこかのミルク缶にそのミルク缶をもった少
女?の絵が書いてあって、見る者は皆、無限地獄に落ち
込んで行くはずなんですが、現実は適当な絵の解像度の
ために地獄の底は見えないようになっているんです。現
実というのはそういうものでしょうか。コンピュータも
現実という海の表層で人間といっしょに溺れているみた
いなものですね。


江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 15日 木曜日 21:49:21)

いや、昨夜は良く眠れました。私の中では過熱していたの
ですが。失礼があったらお許しください。
ところで、円周率の計算法をご存知ですか?と言うか、コ
ンピュータにどうやって計算させるかですが。


くば さんからのコメント
(1998年 10月 16日 金曜日 16:10:28)

>円周率の計算方法
探してみると,あちこちにいろいろ書かれていて,皆さんこういったのが大好き
みたい...しっしかし,,,だれか助けてくれ,,,コメントがつけられない.

仕方がないので下記のページのプログラムをダウンロードして走らせてみました
が,わけが分からなくても何となく楽しいもんです(...何となく寂しいが).

円周率計算のページ


くば さんからのコメント
(1998年 10月 16日 金曜日 18:11:45)

そういうわけで,得られた結果がこれです,特に意味もないけど,こうなると
いう例でした(...やはり寂しい).

円周率32765桁...


齋藤 さんからのコメント
(1998年 10月 16日 金曜日 19:50:19)

そういえば昔円周率を必要とする計算があって
円周率をはじき出すのにいろいろ周りのひとに
聞きまわったような気がします。
しかもせっかく聞きまわって円周率を組み込んだのに
忘れてしまいました。(私の記憶力なんてこんなもの)

なんかすっきりしないので私もちょっと探してみました。

円周率の原理なんかも説明されているページがあったりで
すごいですね。
(理解しようとしましたがすぐ挫折しました。)

とりあえずそういう関係は くばさんからURL出てますので
私は公式集がかいてあるURLの場所を記しておきます。

鶴亀算についてもすこし調べようかと思ったのですが、
あまり深入りすると知恵熱でそうなんで今日はこのへんで。



円周率の公式


江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 17日 土曜日 23:04:22)

数の奥深さですね。円周率の世界の部屋にもぎっしりと人がいた
訳ですね。これもコンピュータの普及の恩恵ですね。うーん、即
退室。
人類が現在までに知っている最大の素数を見付けたのもコンピュ
ータらしいですから。