会議室:「くば小児科BBS」
小学校の頃は読書感想文が苦手でした。たいていは、後書きを 抜粋して編み直して提出してました。 関川夏央「よい病院とはなにか」講談社文庫 まだ一部分読んだだけですが、いやー、饒舌。正しくは饒筆? ナースを持ち上げる持ち上げる。ま、「エキスパートナース」 に掲載されたものをまとめたものだからしかたがありませんが。 でも、素人の目に徹していて、ある種の真実の断面は出ている。
くば さんからのコメント
(1998年 10月 12日 月曜日 23:54:47)
私も基本的に読書感想文はあまり意味がないだろうと思っています. 自分が上手く書けなかったからそう言うのですが... 子どもの頃読書感想文が得意だったという人が作家になったという話は寡聞に して聞きませんから. 本というのは,とにかくいっぱい読んで,ああ面白かったと思えばそれでいい のでしょう. 佐々木マキさんという,私の大好きな絵本作家の本が今年の感想文の課題図書 になっていたので子どもに買って与えたのですが,いわゆるナンセンス絵本で それぞれの感性にしたがって読んで楽しむ以外に読み方はない. どうやって感想文を書くのか考えましたが,私にはとてもできそうにない. なんであんなのを課題図書にしたんだろう? 確か,「なぞなぞライオン」という本です.声に出して読むと死にます. 佐々木マキさんの本が好きになったのは,村上春樹の本の表紙を書いていたか らだろうと思っていたのですが,大学の先輩で同姓同名の方がいて秘かにあこ がれていたのをたった今思い出しました.(こんなことここに書いても良いん だろうか..?)
くば さんからのコメント
(1998年 10月 18日 日曜日 12:34:48)
(やっぱり思い直して)本をきっちりと読み込むことと文章のトレーニングと して,あれは役に立つものだと思う.もうちょっと真面目にやればよかったか な.思うところあって「よい病院とはなにか」も探してみることにします. 紀伊国屋でオンラインで注文すればよいのだけれど,あれは買いすぎになりや すいので気をつけないと.ショッピングバッグがいっぱいになったまま放置し てあるんです(取り消したくないし,そのまま注文すれば買いすぎだし...)
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 19日 月曜日 20:04:34)
いや、頭が下がります。 著者の文章力の向上が追えるのが、一つの面白さだと思います。 数年前の切り口から今の医療を眺めることができます。 私はまだ、シドニイ・シェルダン?の「女医」気になっています。
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 20日 火曜日 17:01:33)
米山公啓「多摩の台病院ものがたり」公済堂文庫 駅前のコンビニで見付けました。何かの医学雑誌 で著者の紹介があったので、つい手に取りました。 エンタテイメントと帯にありますが、そうとしか 言い様が無いかもしれません。著者が医師でなか ったら、許せるのですが。 でも、文章は真面目に書かれています。
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 23日 金曜日 16:37:20)
訂正と追加です。お詫びします。 米山公敬「多摩の台病院ものがたり」廣済堂 の誤りでした。内容はお奨めするのは気が引 けるのですが、著者について勉強してみると フィクションを書き始めて日が浅いようです。 ある大学病院の助教授までなさったようです。 ワタナベジュンイチと同じ様なコースですが、 現段階では比較になりません。今後に期待し ます。
くば さんからのコメント
(1998年 10月 28日 水曜日 19:18:05)
>米山公敬「多摩の台病院ものがたり」廣済堂 気をつけてみると,文庫本などでも何冊か本が出ているようですね. これではありませんが,手にとってみたものの購入せず. >「よい病院とはなにか」 探しそびれました >「やぶ医者の・・・」シリーズ 以前話題になった漫画の原作本ですが,文春文庫で成田本店にそろっているの を発見.1冊だけ購入(未読). >「女医」 ベストセラー作家ですね.買ってみても良いかなと思いましたが,他に読みか けの本が山のようにあることを思い出し断念.「超訳」というのがむしろ気に なります(何なんだろう).
くば さんからのコメント
(1998年 10月 28日 水曜日 19:21:36)
そういうわけで,枕元の読みかけの本山積状況を解決するため,生協の通販に て薄型天井突っ張りタイプの本棚を購入.本日午後,風邪も良くなってきたた め組立決行(大げさですが,一人で2時間もかかってしまった−扉を蝶番で止 めるあたりで時間を食ったか).一挙に整理整頓され一人悦に入っております. (本当は横のものが縦になっただけで何も解決されてはいないのですが..)
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 10月 29日 木曜日 20:36:55)
私の場合は気になっていた本を買って、読みはじめてし ばらくして、「あれ、これ読んだことある」と気付くこ とがあるんです。二十年も前に読んだ太宰の本は、どれ を読んだことがあって、どれをまだ読んでないのかが判 然としないんです。ボケでしょうか。悩みます。