会議室:「くば小児科BBS」
今日(中日)はあいにくの雨でした.月末の仕事が終わっていないのですが, 放っぽりだして街へ.しかし山車は1台も出ていない.お祭り広場で孫悟空 の小型の山車をみつけ1枚.雨の中腹ごしらえをして,徒歩長者山へ.途中, 懐かしの市民病院の廃墟を抜け,ぬかるみの中石段(実際は石段の脇)を登 り,長者山新羅神社の馬場にて加賀美流騎馬打毬をみる.何枚か写真を撮っ たのですが,近くだと動きが早く,争奪戦の主戦場は招待席前付近で遠く, なかなか上手く撮れませんでした.というわけで,今年は3枚だけ掲載して おきます.騎馬打毬については上手く説明できないので,あとで暇があった ら資料を引用して掲載することにでもしますか. → 八戸三社大祭1998
くば さんからのコメント
(1998年 8月 3日 月曜日 22:10:22)
というわけで今年は山車をほとんどみられなかったのですが,昨日(2日)の 地元新聞に載っていた最優秀賞の山車の写真をみて,その次に31日に来た三 社大祭特集の別冊の写真(昨年の最優秀賞)を見比べてみて,なんか何なんだ ろなー,という気分になりました(→地元の人は捨てる前に見直してみて). 昨年書いたような,ケバケバ度が増している,というならまだしも,ただ単に 構成要素を変えただけでないのかしらん.他の山車の傾向が気になります. (そんなの気にしなきゃ良いと言われればそれまでですが) てなことを毎年ここに書いて一人でブツブツ言っていても仕方がないので, かくなる上は,有志を募って(もちろんスポンサーも)3年後くらいを目指し て町内会に依存しないオリジナル山車を作って乗り込んでやろうか.その目的 は華美虚飾を廃して伝統を重視し,質実剛健,侘び寂びを理解する日本人の心 に触れ,かつ,大胆に山車の新しい世界を構築し,八戸人の(殊に審査員の) 目を覚ましてやること.ナンテ,誰か一人くらい乗ってくる人いないかなー. もちろん,子供たちも市内全域から公募で...面白いと思うんだけど,どう?
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 8月 3日 月曜日 23:34:03)
孫悟空の山車を見る限り、華美虚飾という印象は無いですが。以前の伝統的 な山車を見てない私には何ともそれ以上は申し上げられないです。 私の生まれ育った町の祭りの印象は、山車に上がったチャイナドレスの女性 の白い脚です。子供ながらに祭りを感じました。もう一度見たいとは思いま せんが。 大学時代に過ごした博多の祇園山笠でも、結構、ヤマは派手派手でした。「 太閤秀吉×○の誉」とか題が付いてました。 結局何が言いたいのか分からなくなったので、ここで寝ます。おやすみ。
Mar pleaseme@anet.ne.jp さんからのコメント
(1998年 8月 4日 火曜日 9:19:42)
昔、丸光(現ビブレ)とか、月金とか、町内に依存しない所があったと思うけど、今はどうかな? 帰省組も参加できるといいなぁ。 早々。三社大祭昔は盆過ぎぐらいにありました。ところが、 一部の(商店系?)のお陰で、ねぶた祭りとブッキング してくれて、帰省組はなかなか見れない状態になりました。 どうせ、ねぶたとかぶせるなら、ねぶたの末日と三社の初日と合わせるようにして貰いたかった。 無理かな? そしたらもしかして連休取れたら盆休みでも見れるのに・・・ 八戸の祭りが伝統よりも、営利主義に走ったあたりからおかしくなりました。 しかし、24万人の中の何%が実際に行って、八戸の祭りと言っているのだろうか? ちなみに私は8/8〜8/16まで帰省します。7月は3連休、4連休。そんで8月は9連休です。
くば さんからのコメント
(1998年 8月 4日 火曜日 10:40:29)
孫悟空の山車は昔の様式にのっとった特別小さなものなんです. 八戸共作連というのがどういった集まりなのか知らないのですが,養護学校の 生徒も参加しているようですね. で,最優秀賞をとったような山車は,縦横高さそれぞれ倍(=体積8倍)くら いあって,大きな通りに出ると,仕掛が開いて後ろからもせり上がり歓声がわ くという仕組みで(よくわかんない説明),一回みれば結構感心するんです. お祭りの山車に華麗さはあって良いかと思いますが,これは近くでみると何か チープな感じかな.プラスチックの花飾りを満載して..たとえば歌舞伎の華 麗さを一つの手本にしているようですが,ちょっと違ってきている気がする. ま,こういったものに「どこまでも行こう」的世界を求める必要はないのかも しれませんが,昨年と今年の2枚の写真があまりにも○○だったので... 企業では吉田産業が残っていたかと思います 確かに,湊や白銀はもともと八戸ではなかったですからね えんぶりも三社大祭もあまり関係ない でも,最近は中心部の引き手の子どもが減って,公募しているようです 三社大祭を今の時期にずらしたことによって,山車づくりの技術が次の世代に 伝わらなくなったという話は聞いたことがあります ねぶたと同時期にしたから八戸に来る人が本当に増えたのかというギモンもあ りますね >7月は3連休、4連休。そんで8月は9連休です。 むむむ...これは何としたことぞ... いやしかし,私たちと違って仕事は集中的にやっているようですから... いやいや,でもうらやましい... まあ,人のことは気にせず,夏はヒマなのでのんびりやってますか...
本田忠 さんからのコメント
(1998年 8月 4日 火曜日 13:51:23)
<<共作連について>> 数年前から市内の養護学校とボランティアの方々の協力により製作されており、 障害をもった子供さんの参加もあります。山車運行の都合上、車椅子での 参加の可否等、克服すべき問題もありますが、共作連をはじめ毎年数組の山車組が障害 者の 参加を積極的に受け入れております。 <<祭主催 三社とは>> 八戸三社大祭の三社は、神明宮、おがみ神社、新羅神社のこと。276年の歴 史をもつ三社大祭は、おがみ神社と新羅神社の二社から始まり、明治29年から 神明宮も加わって三社祭となった。 二十六日町 神 明 宮 祭の先頭に立つ神明宮には天照大神が祀られている。 ◎祭神=天照皇大神、豊受大神、誉田別尊、天児屋根命 内丸 おがみ神社 おがみ神社の別名は法霊神社。祭神は「たかおがみ神」と「法霊大明神」両神 は水神で、竜神も祀られる。寛文6年(1666)法霊大明神は八戸城本丸より 現在地に移った。先祖は工藤祐経の一族で、工藤祐道といい、正中2年(123 5)からの記録がある。 長者山 新 羅 神 社 長者山は神々の森である。2月えんぶり、4月桜の名所、三社大祭中日の8月 2日には騎馬打毬がある。新羅神社、八坂神社、桜山神社がある。八戸藩遠祖新 羅三郎義光を祀る新羅神社、 山車:要するに三社の氏子さんが基本なのですね。 1)廿六日町 「神明宮」行列 廿六日町、新荒町、上組町、根城新組町、売市、吉田産業 2)法霊さん 「おがみ神社」 行列 淀、塩町、下組町、下大工町、十一日町、内丸、朔日町、柏崎新町、新井田 城下、青山会 、新井田附祭振興会、内丸附祭親睦会 3)長者山 「新羅神社」行列 鍛冶町、八戸市職員、吹上、糠塚、長横町、六日町、類家、十六日町、八戸共作 連、長横町山車組親睦会 参加はボランティアがちらほらですね。
Mar pleaseme@anet.ne.jp さんからのコメント
(1998年 8月 4日 火曜日 16:36:00)
忘れていました。追伸です。 ちなみに東京においては、青森の祭り=ねぶたです。 山車=博多の・・・(ど忘れ)京都の山笠?そんで、大阪、(何処だったっけ?)のだんじりって感じです。 八戸三社のメジャー化は可能か? んん・・・伝統放棄の営利主義に走ったが、作戦ミスでねぶたに埋もれたのか? まぁ氏子が伝統よりも営利主義なら仕方がない。 合掌 こうなったら、新幹線八戸以北建設反対するしかないのか?(笑)
くば さんからのコメント
(1998年 8月 4日 火曜日 21:58:47)
八戸共作連の紹介ありがとうございます.調べてみたら前日の新聞にも掲載さ れていたのに,見逃していました.これもあとで引用しておきます. 昨年も紹介したのですが,お祭りについての辛口コラム → ほんとうの祭り
くば さんからのコメント
(1998年 8月 4日 火曜日 22:01:49)
騎馬打毬についても新聞や雑誌記事などの資料はあるのですが,まとめる時間 がないので下のページでとりあえずご勘弁を... 本田先生のBBSにも三社大祭についての文章が掲載されています → 加賀美流騎馬打毬
くば さんからのコメント
(1998年 8月 4日 火曜日 22:04:31)
調べてみるとこんなところにこんなページが → 八戸南ロータリークラブ:バナーの由来
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 8月 4日 火曜日 22:52:20)
由緒・伝統と言われるものは、人数X年数で決まります。 端的に言うと、町の人口X経過年数です。計算すると、 私の生まれ育った町の祭りは、由緒も伝統も無いことに なります。ただ、集客力に祭りの価値を求めるのは、慎 重にすべきだと思います。でも、今の世で、注目されな いのは、崩壊の第一歩のことが多いですから、ジレンマ ですね。
くば さんからのコメント
(1998年 8月 9日 日曜日 21:12:48)
八戸共作連についての新聞記事です.この新聞はデジタルコンテンツは持って いないので,入力して資料的価値を加えてあげたということで全文引用させて いただきます(^^;).(一カ所だけ助詞を訂正しました) コメントもつける べきところですが,ちょっと省略させて下さい. (以下引用) 身体障害者中心の山車組・八戸共作連 大祭通じ市民と交流 社会の理解求めて 精神障害者が初参加 (1998年7月31日,デーリー東北) 身体・知的障害者を中心とした八戸三社大祭の山車組「八戸共作連」 に,精神障害者が今年初めて参加する.平成五年の山車組発足から六 年,すべての障害者の参加を目指していただけに,山車組のメンバー は大喜び.大祭が障害者同士,障害者と健常者との交流の場になりそ うだ. 八戸共作連は毎年,階上町の知的障害者通所授産施設「くるみの里」 や八戸市の小規模作業所,養護学校に通う身体・知的障害者とボラン ティアらで結成.「障害にかかわらず,だれでも参加できる祭り」を 目指して障害者自らが山車づくりからお囃子(はやし),引き子に挑 戦している. 山車組の責任者である泉山彰さんは,三年前から精神障害者に参加を 呼びかけてきたが,本人や家族の承諾を得られず実現していなかった. 泉山さんは「社会の精神障害に対する理解が十分でないため,本人 が参加したくても『大勢の前に出すのが心配』と反対する家族が意外 に多い」と実感.今年も八戸保健所管内精神障害者地域家族会「ひま わり」の窪田健治会長と共に大祭一週間前まで熱心に家族の説得を続 け,ようやく十六人の参加を取り付けた. 同山車組は初参加から,おとぎ話を題材にしたメルヘンチックな山 車を手掛けており,今年のテーマは「孫悟空」.同市南類家一丁目の 山車小屋では,地区の子供と障害者が一緒にお囃子の練習をしている ほか,施設の職員らが「新しく参加する仲間を喜ばせよう」と夜遅く まで飾り付けに追われている. 大祭には障害者六十人,ボランティア六十人が参加する予定.泉山 さんは「参加者には障害の種類,有無を問わず大いに楽しんでもらい たい」と話している.