会議室：「くば小児科BBS」

院内版感染症情報　第23週（6/7-6/13）

        1997年 第07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23週
感染性胃腸炎     12 13 10 11 15  6  2  9 14  5  8  6  4 15  9  9 31
溶連菌感染症      0  0  2  3  3  3  1  0  0  5  0  1  3  3  6  6  5
突発性発疹        3  2  1  1  1  0  1  4  4  1  1  1  3  3  1  3  4
ヘルパンギーナ    0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  1  0  1  0  0  1  4
ウイルス性発疹症  0  0  1  2  1  1  0  0  3  0  2  0  1  0  1  2  2
水痘              6 12  3  2  1  4  0  2  0  1  0  1  0  0  1  2  2
流行性耳下腺炎    1  2  5  6  3  2  5  3  2  1  2  3  2  1  0  0  2
手足口病          0  0  0  0  0  0  0  0  0  1  0  0  0  0  0  0  0
乳児嘔吐下痢症    1  1  3  6  2  3  1  3  0  0  0  0  0  0  0  0  0
インフルエンザ   53 20  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0
（この表は等幅フォントでご覧下さい）

　６月の第２週はウイルス性の胃腸炎（外来ではお腹に来るタイプの夏か
ぜと呼んでいます）が更に増加しました．吐き気や熱を伴う場合も多いの
ですが，いずれも長くは続かないようです．この季節食中毒との鑑別には
少し気を使いますが，それを疑わせるような子は殆ど来ていません．ヘル
パンギーナも週の後半には一旦小休止になりましたが，今月後半にかけて
ある程度の流行になるでしょう．溶連菌は引き続き小学生中心．（23）
　Ｗ杯初戦，それなりに見せ場もあって良い試合でしたが残念でした

→  院内版感染症情報　第22週（5/31-6/6）