会議室:「くば小児科BBS」
時間外にかかってくる電話の殆どは緊急性がない.熱がでたとか.下痢とか. そういうのはこれこれで家でみてからでいいんだよとパンフレットや院内報 やホームページに掲載しても,電話してくる患者というのは往々にしてそう いうのは読んでないことが多い.なくしたとか.そのくせ携帯の電話番号だ けはなくしてない.時間外にかければみてもらえるものと思ってかけている から,いくら指導して明日受診して下さいといっても,不満そうに切られる. 電話再診料も取っていないのに.話はただだと思っているのか.「子どもが 具合悪いのに診てもらえなかった」ということになる.それなら最初から時 間外を受付なればよいのだが,かかりつけの患者のことを考えるとそうもい かない.しかし,そういう少ない可能性のために多くの電話を受け付けなく てはいけない.ひどいときだと,自分の名前も言わないでしゃべりはじめる. 普通の電話でそんな事する人がいるのだろうか.嫌な思いをする度に,時間 外はやめたほうが自分のためだと思うのだが,そこまで踏み切れない. インターネットでも掲示板の相談はまだ公開されているから良いのだが,電 子メールなんて図々しいのが多いというか,エチケットというものを知らな い.必ず返事下さいとか,ひどいのになると緊急で返事下さいとか.その上, 結局掲示板に書けなくてメールで送ってくるような相談は,診てなくては答 えられないようなものが殆どなので,結局は主治医とご相談下さいというこ とになる.それほど多かったわけでもないのだが,とてもおつきあいしきれ ないので,相談は掲示板のみにさせてもらいました.内容にしても限界があ るし,書き方によっては主治医との関係を壊しかねない.上述のように診て なくては書けないことも多い.この辺の方向性は,よく考えないと難しい. バーチャルホスピタルもポリシーをしっかりしないと,HMFやHKNでも 健康相談がプランに上がっているが,主治医との間やあるいは相談者との間 で何らかのトラブルの元になる可能性も考えておかないといけない. 以上単なる愚痴ですので,気分を害された方はごめんなさい.
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 5月 24日 日曜日 15:31:18)
私は、在宅の寝たきりの患者さんには自宅の電話番号をお知らせして います。一度だけ、ある患者さんがお亡くなりになる数日前に、ご家 族から電話がありました。それ以外は診療時間のみです。電話って結 構ストレスになるんですよね。夜中に間違い電話なんかあると、ドキ ッとします。それは全てボランティアなんですよね。「赤ひげ」幻想 ですね。同情します。 どんな世界でも、ある一定の確率で、不躾な人間は出てきます。切り 捨てましょう。この業界、本物を見逃すのが、一番怖いことですから。 私は、患者さんを診る時に、いつも「この患者さんは今帰したら死ん でしまうんじゃないだろうか」と考えます。 話がそれました。すみません。
けんくん さんからのコメント
(1998年 5月 24日 日曜日 17:14:57)
この時間外の電話は、ある意味で永遠のテーマ(大げさかな)かもしれません。 私のところも、時間外の電話に悩まされ、いろいろと悩んだあげく、結局今は、 携帯にかけ直してもらっています。妻はこの携帯を常に持ちあるってくれてい ます(感謝!) つまり、時間外の電話には、留守番電話で、 「はい、○○小児科です。ただいまの時間は診療を行っておりません。が、 かかりつけの患者さんで、急病でお困りの方は、×××−×・・・××に おかけなおしください。」 というメッセージを流しています。これで、「今やってますかぁ」とか「今日は 休みですかぁ」という電話の分は楽できます。また、基本的にかかりつけの 患者さんには対応できます。なお、かかり付けの患者さんに限らせて頂い ているのは、私の体力的な問題です、と院内新聞でことわっております。 3年位前からこの方法でやっていますが、結構役立っている様に思います。 でも、かかりつけの患者さんって、遠慮して救急病院を受診して下さったり するんですよね。患者さんの側からみれば、評判良くないのかもしれませ んが、自分の生活を守る事も必要ですので・・・。特に都合の悪いときは、 携帯を運転中にできたりもします。
くば さんからのコメント
(1998年 5月 25日 月曜日 20:11:12)
うちでも携帯と自宅の電話は罹ったことのある患者さんにしか教えてません. 医院の代表電話と予約用は時間外にはとらないことにしています. (開業当初はこれも対応していたのですが,とても身が持たないことに気がついた) かかりつけ,といってもどこまでがかかりつけの患者さんか区別はできません から,初診の時に全員にパンフレットに書いたものをお渡ししています. 結果的には,長くかかっている患者さんからの電話は非常に稀ですね. この週末2日でかかってきた電話は5本でした.滅茶苦茶多いというわけでも ありませんね.時間外の診察もやってしまえばそんなに手間ではないのですが, それでも電話を受けてから準備・診察・片づけ戸締まりまで含めると,一人の 患者さんを診るのに40分〜1時間くらいかかってしまうのも事実です. まあ,ここであんまり書くと自己嫌悪に陥るのでこれくらいにしておきましょう. 最近は,自分にできることは限られているのだから,できることをやればいい と開き直って考えるようにしています.
江野川義文 さんからのコメント
(1998年 5月 26日 火曜日 21:59:38)
自己嫌悪が最強の難物です。ご自愛ください。 「状況終了。撤収」意味不明ですみません。
honda さんからのコメント
(1998年 5月 27日 水曜日 1:33:31)
江野川さんは基本的に鋭いですね。不器用で宇宙人だけれど。 面白いキャラクター。 久芳君。えへるなよ。みんなやさしい。好きにやればいいじゃねえか 今日は御苦労さんでした。
くば さんからのコメント
(1998年 5月 27日 水曜日 21:55:32)
本田先生,昨日は二次会にも出られず失礼しました.今日ちょっとした勉強会 があって発表(例によってHTMLで作成)する準備が終わっていなかったのです. 今回はパワーブックから無事出力できたのでホッとしています.液プロは明る くて発色のいいのが欲しいですね.画面は広くなくていいから.医師会でも買っ てくれないかな(まずムリでしょうね).