会議室：「くば小児科BBS」

10年前に溶連菌感染症にかかり・・・

はじめまして。
現在24歳なのですが、10年ほど前に溶連菌感染症にかかり、
入院して治療しました。検査で「もう菌はなくなった」と診断され、
治療を終了しました。

しかし発病以来、2ヶ月おきぐらいのペースで、扁桃腺に白い膿のような
脂肪のようなものが出来るようになりました。その白いモノを取り出すと、
扁桃腺に穴が空きます。今ではもうボコボコに穴だらけになっています。
出来始めた頃、病院で診てもらったときは「口の中を清潔にしてればいい」
と言われただけで、溶連菌との関連性については何も指摘されませんでした。

最近、耳鼻科で血液検査してもらったところ、溶連菌のせいだということが
わかりました。しかも、大量に菌が出たとのことでした。
白いモノが出来ているときは、白血球が異常に多くなっていることも
わかりました。
特に高熱を出したりはしていないので、うがい薬で殺菌をして、
当面は様子をみることになりました。
今のところは扁桃腺を切る必要もない、と言われたのですが、本当に
大丈夫なのでしょうか？　心臓や腎臓に菌がまわったりしないか心配です。
菌を完全になくすためには、どうしたらよいのでしょうか。

くば さんからのコメント
(2000年 8月 11日 金曜日 15:45:17)

現在腎炎などの合併症をおこしていないのであれば、現状で保存的に治療を
続けることになりますが、経口薬（どうしても抗生物質になりますね）を使
う状況でなければうがい薬などが主になるでしょう。他に、繰り返す扁桃炎
によく使われる漢方薬があるのですが、これは主治医の先生が漢方をかじっ
ていないと選択されないでしょう（耳鼻科では多分出ないか）。