会議室:「くば小児科BBS」
先週末、小学3年の息子と主人が、一緒に入浴中に見つけました。 行き付けの小児科の先生に診せたところ、ライトを当てて、 「水がたまってますね」 「水なんて何でたまるんでしょうか?」 「つながってるところがあるんですよ、心配しなくてもいいですよ。 陰嚢水腫です。普通はもうちょっと小さい子がなるんですが・・。 そのうち自然に治ります。 大きくなって来たり、痛がったら、また診せてください。」 といって、説明が書いてあるプリントをもらって帰りました。 安心して帰宅後、”もうちょっと小さい子”ってどのぐらいかな、と ネットをみると、ほとんど乳幼児!!! 手術は小学1年でも、発症はもっと前!!! 水がたまりやすい構造のときは、手術!! 身長が133cmもあるのにどうして!! 大体あんな所に、どうやって水がたまっていくんでしょうか? 小学3年生ぐらい大きくなってから発症しても、発育になんら問題は無いのでしょうか? 手術については、傷跡のこと、入院期間についても、良くわかりません。 くば先生、教えてください! よろしくお願いします
くば さんからのコメント
(2000年 6月 23日 金曜日 10:38:57)
簡単にお答えしますと、 交通性(お腹の中=腹腔とつながっている)と非交通性があり、 いずれにしても、機能的には何の問題もありません。 一時的に溜まっただけの場合もありますので、少し様子をみるのが普通です。 手術は年齢や経過によって判断することになります。 もし手術になる場合でも、手術時間も短く傷跡は小さくて目立ちません。 最近では1泊2日でできるところが多いようですが病院によって違います。 水が溜まる仕組みについては省略させていただきますが、精巣がお腹の中か ら陰嚢に降りてくるときの通り道が少し残っていたためにそこに水が溜まる とご理解下さい。