会議室:「くば小児科BBS」
#別のところ(地元の医療関係BBS)に書いた原稿ですが、こちらにも掲載 しておきます。舞いや摺りの唄の歌詞も入力したので、間違いなどなければ公開したいと思っています(許可を得てですが)。えんぶりを観光的に紹介した ページはありますが、資料的に詳しく掲載されているところはなく不満に思っ ていましたので。。 青潮子どもえんぶり組 青潮小の課外活動で今年度初めてえんぶり組が結成され、うちの子も参加す ることになりました。先週の連休は3日連続2時間ずつ妙のえんぶり組の練習 所に出かけていって集中練習。それでも足らず、12日の水曜日まで2日追加。 5日のうち4日は私もつきあいましたが、あらためてえんぶりとえんぶり組の 魅力にとりつかれました。以前からえんぶりフリークだったことは私のHPを ご覧の方はご存じだと思いますが、どうしても毎年この季節は多忙なのと風邪 をもらったりして体調が万全ではないことが多く、なかなか街に行って見るこ とができなくて欲求不満気味でした。それが一挙に解消されそうです。 このえんぶり組には昔ながらの地域社会が生き続けています。老若男女各年 代のエキスパートが、摺り(太夫)、舞い、笛、太鼓などの親方を中心にし て、よその地区の小学校から押し掛けてきたガキンチョ相手に、連休中なのに 嫌がりもせず親身になって教えてくれています。舞いを教えてくれた中学生の 女の子達の姿に思わず目を奪われ、恵比寿舞いの男の子達が伝統文化を受け継 いでいる姿に大きな安心感を覚え(といってもごく普通の子どもたちなんだけ ど)、そんなこんなであっと言う間の5日間でした。あの子達をみれば、八戸 の若者は大丈夫だ。八戸の人たちの底力をみたような気がしました。 とは言っても、妙でもえんぶりをやる子が多いわけではなく、うちの子の従 兄弟も妙に住んでいてお祖父さんがえんぶりのお世話とかする人なんだけど、 その子達は嫌がってやりたがらないみたい。うちの子は(親の影響を受けたた めか)盆踊りとか沖縄民謡とか大好きだし、えんぶりも下の子は最初やりたが らなかったのですが、1回目は「見学」ということで一緒に行ったら、次回か らは喜んで参加していました。湊高台のように文化も何もない土地にも、八戸 の伝統を新たに伝えていくことができて、そういった一つ一つを核にして地域 社会が形作られていけば良いのですが、どうなるかはこれからの取り組み次第。 というわけで、できれば子どもたちが卒業したあとも関わっていってライフ ワークの一つにしたいと考えているところです。